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ある資格試験を受けてみようと思って、試験要項をいろいろ調べていたら、大学で取得した単位で、多少の免除があるとのことだったので、その単位修得の証明書を出してもらうべく、母校の事務室に行ってみた。
「すいません、こんな感じの様式でこの15単位を修得した証明を出して欲しいんですけど・・・・（と書類を見せる）」
「ええと、何に使うんですか？」
「○○の資格試験のためなんですけど・・・・」
「ということであれば、成績証明書で代用してください。ここの先生方もよくそうしてますから、大丈夫ですよ！」
「ですけど、成績証明書って、すべての単位が成績付きで全部載っているんですよね？　15単位分だけ、それも成績無しで構わないってことなんですが？」
「むこう(提出先：某省庁)から「こういう証明書」って言うフォーマットの依頼が直接来ないとね、駄目なんですよ。成績証明書じゃ駄目な理由がそちらにお有りなんですか？（ちょっと攻撃的。売り言葉）」
「不要な情報は出さないのも、最近流行りの情報リテラシーでしょ？（買い言葉）　このご時世に私の大学時代の成績表をまるごとどこぞに提出しろってことなんですか？（イライラ）」
「まあ・・・・たしかに、そういう時代ですけどね・・・・・残念ですけど、うちではそういう対応はできませんから。」
「左様でございますか。。。。」
あっぱれ、なんとか法人。