寒い寒い。

仕事場の半オフィシャルなスキー合宿へ車4台で二泊三日。ホテル前がゲレンデという好環境。フルに三日滑ってなかなか楽しんだ。問題は帰り道。
車は4台、仮に、ワンボックス、コンパクトカー、スポーツカー、セダン、としよう。。。
最終日、ワンボックスカーはなぜか朝からスキー場ではないところへ旅に出て、夕方ホテルに戻ってくるのに大雪に捕まって（道路閉鎖で）、遅刻。それを全員で待つのも時間の無駄なので、コンパクトカーとスポーツカーは第一陣として出発。　20〜30分後ワンボックスカーが到着。セダンと共に出発した。
さて、私が乗ったのは、スキー板やらスノーボードやら荷物満載のワンボックスカー、かくして三人乗り。視界が全くない吹雪の中、車はそろそろと進んでいく・・・・
出発5分後、前方左前、ハザードを出した車を発見、、、どこぞのスポーツカー（3人乗車）が停車中。。。。スポーツカー車内には、早く帰宅しなければならない要人がお乗りになっている。簡単な協議の結果、仕方が無いので、私と交代ということに。。。。。そこからが長い話。

停車理由は、オーバーヒート。ＪＡＦ到着後、ラジエーター内の液体が凍結していることが判明。。。。そのまま走っていたらエンジンおしゃかになったであろうとのこと。しかし、解決策は、ラジエーターの凍結液体を融かすしかない・・・・どうやって？！　近くのコンビニまで牽引（実際にはキャリアに載せられて移動）、そこでお湯をもらって、ラジエーターに投入。エンジンをかけて、強制的に回す。いろいろやっているうちに温度は微妙に安定してきた。。。。ＪＡＦさまからは「温度が下がってきたら、水を投入せよ、温度が上がってきたら、エンジンがすでに駄目になってますね・・・」とのご託宣。。。。ま、それでも行ってみるしかないということで、そろそろと出発、低速の間は大丈夫・・・少し速度だしてみる？　あっという間に、温度計が移動し始める。停車停車。冷やして、お湯入れて、走って、停車して・・・・。何回やったことか。全然進まない・・・・。次の日の仕事を考えると電車で帰宅？という案もあったのだが、便利な携帯電話の情報に拠ればなんと終電終了。。。。しかし、何回か停車＋冷却＋水足しをやっているうちに、低速（低回転）なら大丈夫ということを発見。マニュアル車なので、5速で低回転で８０ｋｍは出るという結論に達し、果敢にも高速道路にチャレンジ。。。一度温度が上がりかけて、３ｋｍ先のＳＡに避難。その後は雪による視界不良地域では５０ｋｍ走行になりつつも、出せるところはなんとか70−80ｋｍ程度の速度を出して、なんとか戻ってくることができたのであった。。。。。

ちなみに、仕事場到着は、ワンボックスカー21時着と一番乗り、コンパクトカー＆セダン22時半着（途中夕食を食べているから）。そして、、、、スポーツカー到着午前2時。ま、ひとつ思い出と話のネタが増えたということで。